びっくりするほどWebライター

薄毛のWebライターが、ライティングのやり方を教えるよ!

誰だって伝わる文章は書ける!自信を持ってブログを書こう!

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ブログに挑戦したい!
自分の知識を、色々な人とシェアしたい!
自分の体験で、読者を感動させたい!笑わせたい!
だけど、文章を書くのはちょっと難しそう。じゃあやめとくか。

 

ちょっと待ってください!
確かに、小説家やエッセイストの様な流麗で創造的な文章は、訓練しないと書けるものではありません!
だけど諦めるのは早すぎます!伝わる文章は、誰にだって書けるんです!

 

■上手な文章が書けないという人へ!

ブログにおける文章上手はテクニシャンとは限りません。
それがわからない人は、巧みな文章を書こうとして、かえって伝わらない文章になってしまう可能性もあります。
技術は練習する価値はありますが、記事を書くときは自分が伝えたいテーマをしっかり掘り下げることが一番大切なのです。

 

極端な話、

信号は赤黄色緑の3色です。

しかし、緑は青信号と呼ばれています。

けれども、色彩学上から見たら緑です。

ところが、新型のLED信号になっても緑から青に変更されることはありません

という内容を、谷崎潤一郎が丁寧に書いたとしても全然伝わらない、ということです。
この例文だと、西尾維新が書いたら伝わりそうですが。

 

■テーマは掘り下げるもの!

大切なのはテーマの掘り下げです。今回はその手法の一例をお教えします。
自分が伝えたい知識、体験を情報カードへ書き出してみましょう。
文章に行き詰る度に、カードを見直すと、脳内が整理されて続きが書きやすくなります。
結論に至るまでの通過点も、カードに書いておくと便利です。

 

書きたいテーマを書き出したら、自分の取る立場を明確にしましょう。
例えば、古本屋について書くのだったら、出版社視点、作者視点、古本屋視点、読者視点とたくさんの見方があります。
記事をどの立場から書くのか、それを明確にすることで、1本筋の通ったブレのない文章が書けます。

 

1歩進んだ記事が書きたいのなら、二つの視点で記事を書くのもいいでしょう。
先ほど自分の立場を明確にしましたが、それに反対する立場の意見を文章中に入れると、もっと伝わる文章が出来上がります。
これは、読者の疑問を想定して、あらかじめ回答を書き連ねておくという考え方もできますね。

ブログ名変更!「びっくりするほど文章こーざ」をよろしく!

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読者数がいつのまにか100人を超えてました!
すごい!
いつかの、ぷちバズや、4回にもおよぶ注目のブログ入りの影響でこの3ヶ月で一気に読者様が増えました!
ありがとうございます!

 

で、読者が増えた原因が、どう考えてもブログの書き方関連の記事。
これはもしかして、僕のブログの価値が変化してしまったのでは!?
実際、旅行記事の数は前に比べて圧倒的に減り、文章講座みたいな記事ばっかり書いていたから仕方ない!

 

というわけで、これからは本格的に「ブログの書き方」についての記事を書いていこうかと思います。
名づけて

 

「びっくりするほど文章こーざ」

 

副業のライター業で身に着けた書き方のノウハウや、アイディアの発想術。
マーケティングの考え方や書き方本のレビュー。
文章やブログに関するお話なら何でもござれのブログへと生まれ変わります!

 

もちろん、旅行好きによるオススメ観光地や美味しいご飯が食べられるお店も引き続き紹介していきます!
びっくりするほど文章こーざを今後ともよろしくお願いしますッ!

読んでもらう文章とは?立体感のある文章が人を引き付ける!

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文章力が高ければ記事を読んでもらえると思ったら、それは大きな勘違いです。
小説やエッセイを書こうとするのでなければ、文章力を磨くよりも1行だけでも光る文章を作ろうとすること、そっちのほうが大切だと言えるでしょう。
そちらの方が、全体にメリハリのあるいい文章になることでしょう。

 

■光る文章って何?

光る文章とは一体どんな文章でしょうか。
藤本義一さんは著書「藤本義一の文章教室 (PHP文庫)」でこう語っています。

この光っていると言う箇所は、二つの要素をもっているものだ。
一、オヤ?ナンダロウウ?
二、コレカラドウ進ンデイクノカ
で、ある。

ブログの場合、読者が記事の取捨選択ができるため、光る文章はできるだけ始めの方である必要があります。
できれば1行目2行目。
この2行が光る文章でない限り、新規読者の開拓は難しいのです。

 

■理想は走れメロス

メロスは激怒した。

僕が考える理想の書き出しです。
この文章に出会ったときの衝撃はそれはそれは凄いものでした。
「何だメロスって」「何で怒ってんだよ」「何に怒ってんの?」「え?激しく怒ってんの?」「なんで?」「激怒してどうしたの?」
教科書を読んだ僕の頭に浮かんだのは、そんな要領の得ない感想でした。
この感想は、次の文章を読みたいと思う原動力に十分なもので、先生の話も聞かず授業中に一気読みしてしまったものです。
光る文章がもつ推進力とは、それほどのものなのです。

 

■上手過ぎるとダメ

とはいえ、文章力が高すぎても、続きを読みたくなる推進力は減ってしまうものです。
イメージとしては、下り坂を想像してください。
下り坂は、高低差があればあるほどスピードがでます。
文章力が高い、光る文章ばかりで構成された文章は、坂の低い部分がないのでスピードがでないのです。

立て板に水の様に、次々と流れるように書かれた文章でも、メリハリがなければ記憶に残る文章にはなりません。
続きを読みたいと思う文章を書きたいなら、文章力を磨くよりも、どこを伝えたいのかという部分にフォーカスして、そこに心血を注ぐ方が手っ取り早いのです。

 

■コツは語り過ぎないこと

光る文章を書くコツは、語りすぎないことです。
メロスの例にしましょう。もしメロスの一行目が、

メロスは皇帝ディオニソスの圧政に対して激怒した。

だったらどうでしょう。
魅力が半減したと思いませんか?
何に対して激怒したか書くだけで、こうも興味が削がれる文章になるなんて驚きです。
この場合、大切な情報が「何に対して」怒ったかであり、それをあえて1行目に書かずにじらすことで、続きを読む推進力を得ているのです。
光る文章を作る際は、「大切な情報はあえてじらす」ことに気をつけて書いてみてください!

 

藤本義一の文章教室 (PHP文庫)

藤本義一の文章教室 (PHP文庫)

 

 

本を読むなら表現メモを取れ!~文章上手になるために~

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語彙を増やしたり、表現技法を学ぶために最も手っ取り早い手法は読書です。

あなたがもし、文章を磨くための訓練として読書するなら、試してほしい読書メモの取り方があります。
僕は、それを表現メモと呼んでいます。
 
読書家は必ず文章上手というわけではありませんが、文章上手はほぼ確実に読書家です。
その違いは、どこにあるのでしょうか。
答えは、実際に使っているか否か、です。
表現の知識の幅は、読書によって培われます。
そのため、読書家はたくさんの表現を知っているでしょう。
しかし、知っていてもどういった場面で使うのか判断できなければ、その場面を描写するのにどうな表現をつかえばいいか思い浮かばなければ、文章上手とは言えません。
せっかく得た膨大な語彙力も、書く方に活かすことができないのです。
 
読書家が文章上手になるためには、どうすればいいか。
単純に、書くことです。
覚えた技法を実際に使ってみて、使い方を体験的に学んでいくのです。
野球が好きなだけでは、野球は上手くなりません。実際にプレイしてみて、体験的に覚えていくのと一緒です。
 
ここで、やっと冒頭で言った表現メモに話が繋がります。
やり方は簡単!
読書して、気に入った、使ってみたい表現をメモするのです。
そのときに、例文を2,3個書いてみてください。
読み返したとき、自分はこんな時にこの表現を使いたかったのだな、とわかるような例文が書ければ最高です。
 
文章の中に使いたい表現があっても、実際に自分で使えるチャンスなんてほとんどありません。
だから、メモをしてストックしておくときに、例文を作って実際に使ってみるのです。
その表現が自分に装備され、必要なタイミングで取り出す助けになることでしょう。
表現のストックを溜めることは、文章上手の第一歩ですが、脳内で取り出しやすい状態にしておくと、もっともっと早く文章上手になれますよ!

文章を磨くなら、しゃぶり尽くすほど本を読むのだ

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豊かな文章を書くためには、読書は絶好のトレーニングだと言えます。
ブログのようなメディアの場合、エッセイやノウハウ本、自分のブログと同じジャンルの本を分析しながら読むと、すぐに活かせる文章技法が身につくため、オススメです。

一歩進んだトレーニングとしては、小説がいいでしょう。
非現実を読者の脳内に創り出すために綴られた表現技法は、伝えることに特化したノウハウ本に比べ、読ませる技術に溢れています。
ただし、せっかく小説で学んだ表現ですが、使うチャンスは滅多にありません。
ドラマチックに書いてなんぼの小説です。
日常を描くには臭すぎるのです。

なぜ学ぶのかといえば、表現の幅を広げるためです。
ブログで描く文章のほんの一箇所。強調したいところで、メリハリを利かせて小説の表現を使えば、それこそ、只の日常をドラマチックに印象付けることができるのです。

自分の考えをより深めるために読書は有効な手段です。
しかし、せっかく読むのなら著者の考え方だけでなく文章技術まで自分のものにしてみませんか?
それが、しゃぶり尽くすほど本を読むということなのかもしれませんよ。


ブログを長続きさせる3つの工夫!

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ブログを長続きさせるのって結構大変ですよね。
ネタ切れ、モチベーション切れ、時間切れ。
ブログが続かない理由は、たくさんあります。

 

ネタ切れの対策は、「転から発想法」や「書き出せば何とかなる理論」「書き出しパクリ大作戦」を紹介しています。
しかし、書く時間が足りないという問題については、どうしようもありません。
空いた時間にたくさん書けばいい!とはよく聞きますが、やってみるとわかるとおり、ブログって本気でやると結構体力使うんですよね。
書けて3本くらいが限界かと思います。

 

僕は、ブログを長続きさせるために3つの工夫をしています。
ぜひ皆さんにも試して欲しいので一緒にシェアしていきましょう!

 

■書けるときには2本書く

これが一番やっていることです。
ブログは基本的に2本書くのです。
投稿は1本だけ。もうひとつはストックしておくのです。

 

ストックを溜めることが大切というのもありますが、もうひとつ大切な理由があります。
時間をあけてから、ストックしておいたネタを見ると、新しいネタを思いつくことが多々あるからです。

 

よく、文章は1日あけてから見直すと客観的に見れるといいます。
時間をあければあけるほど、文章は客観的に捉えることができるのです。
かつて考えていたことも、今の自分にとっては「異なる考え方」と捉えることができるかもしれません。

 

そうなればしめたもの!
今の自分と過去の自分、ふたつの考え方から新しいアイディアを生み出すことだって不可能ではありません!
新しい記事を書く、モチベーションも湧き上がってくることでしょう!


■連続更新→長期休暇をくりかえす

ブログは連続更新が大切だと言います。
しかし、自分の知識を削って連続で更新していると、消耗するだけ消耗してモチベーションまで下がっていきます。
もう更新なんて嫌だ!そうなる前に、ぜひ休暇をとってください。

 

筋トレは毎日やると筋繊維が治る暇がないので、かえって弱体化するといいます。
文章トレーニングも一緒です。
毎日書くと、そのことばかりに気を取られ、成長がおろそかになってしまいます。

 

知識を消耗するだけ消耗して、休暇を取る。
休暇中は、知識を得るために読書や新しいことに挑戦をする。
そうして、再びブログを書くと、驚くほど考え方が成長している自分に気づくことでしょう。
どうしても更新する時間が作れないなら、休んでみるといいかもしれません!

 

■最後の手段!振り返り更新!

どうしても更新したい!でも時間が足りない!
そんなときは、自分の記事を振り返ってみるのもいいでしょう。

 

「○○な人にオススメな記事まとめ」は普段から自分の記事のターゲット読者を意識していたら短時間で作れます。
「今日書いた記事は○○な人を対象にして書いたぞ!」といつも意識するようにしてください。
10分くらいで、パパパッと書くことができますよ!

 

 

■無理しないことが続ける秘訣

月並みですが、長続きさせるには無理をしないことが肝心です。

書き続けてつらいなって思ったら、1週間くらい休んでみてください。

その間に、アイディアが浮かんだら、それはストックに回して絶対に1週間は安静に。

じっくり頭を回復させてから更新再開させましょう。

驚くほど、書けるようになっているはずです!

 

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