賛否両論のゴジラを賛側で楽しむためのたった一つのコツ(一つとは言ってない)
先日、ついにシンゴジラを見に行きました!
島本和彦ファンの僕としては、アオイホノオばりに「感動せん限りは負けてないからな!」からの「俺より面白いものを作るんじゃねぇ!」って脳内でやりたかったんですが、それどころじゃありませんでした。
凄い。とにかく凄いの一言。
開始5分で惹き込まれ、感情移入しっぱなしの2時間でした。
ネットを見ると賛否両論だというシンゴジラですが、僕は完全に賛でした。
というか絶賛でした。
普通、賛否両論と言うと否定が多いものだけども(庵野監督の場合、特に)シンゴジラは賛の方が多い様な気がします。
好評の理由として挙げられているのが、恋愛要素の排除と難しげな用語の連呼による臨場感です。
恋愛要素については大成功だと言えますね!
「蘭堂とカヨコが恋人同士だったら良かったのに」とかいうお花畑な感想は聞いたことがありません。
逆に、妄想民が暴走する余地があるため絵師界隈が大にぎわいです。
一方、聞き慣れない専門用語の連呼ですが、これが賛否を呼んでいます。
僕は「システムオールグリーン」みたいな「言葉の意味はわからんがとにかくすごいリアルさ」な台詞が大好物なのですが、映画を観覧した方の中には
「何言ってんだか、さっぱりわからない」
と飽きてしまう人もいるようでした。
あまりに話題になってしまった為、想定していない客層まで来てしまったようです。
これは当然のことなんです。
我々オタクは、こういうのに慣らされてるので臨場感として捉えることができた”専門用語”ですが、一般の方の中には初めての経験だった人も多かったのでは?
◇誰でも出来るシンゴジラのシンの楽しみ方!
オタク、というか僕が作品を全力で楽しめているのは、<大筋とは関係ないと思われる用語を受け流している>からに他なりません。
今までハマった作品全てにおいて、僕はそうやって楽しんできました。
ガンダムにしてもエヴァにしてもハマりましたし、最近だとガルパンがそうですね!
戦車なんて少しも知りませんでしたが、専門用語を無視して大筋だけ追ってみてただけで面白いんです!
元々のキャラやストーリーに魅力があれば、意味の分からない言葉なんて無視しても楽しめるんですね!
この楽しみ方の最大のメリットは、後で調べると作品が2度も3度も美味しくなるってところです。
ガルパン視聴後に戦車用語やそれぞれの戦力、歴史的背景を調べたんですが、バレー部すげぇってなりましたからね!
劇場版なんか都合10回は見てます(6回はBD版)
また話に何度も登場するキーワードは、矛盾点を解決する舞台装置と思ってもらって問題ありません。
「ガンダムって何で人の形なの?」
「あーミノフスキー粒子のせいだから」
「ガンダムの世界に戦車とか戦闘機があんまり出てこないのって」
「あーミノフスキー粒子のせいだから」
「私の弟、諸君らが愛してくれた弟のガルマは死んだ。何故だ!」
「坊やだからさ」
そういうわけで、これからゴジラを見る非オタクの方は、難しい話が出てきたら受け流す様にしてください。
どうしても受け流すことができない方は、このように解釈するといいでしょう。
専門用語連呼=このままじゃヤバい
これさえ守れば間違いなく楽しむことができるはず!
あ、あともう一つの賛否両論である石原・ルー・さとみ問題ですが、彼女が出てきたら胸元をずーっと集中してみていてください。
一瞬、ほんの一瞬ですが谷間らしきものが見えるんです。
それだけに集中していたら、存在が浮いてしまうことはありません!
是非お試しを