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ブログが行き詰る前に!「書くことが思いつかない人のための文章教室」

文章が自然に流れてるときに小休止する

近藤勝重さんの「書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)」の一説です。

文章を書いていて、いつも嫌になるのが行き詰るときです。
どれだけ文章が上手い人でも、アイディアが豊富な人でも絶対に行き詰ることはあるものです。
そんなときは、散歩に出かけたり、ドライブに出かけたり、気分転換が一番。

だけど、それで行き詰った頭が解決できるとは限りません。
悩んだままお出かけすることになるので、せっかくのドライブも楽しめないこともしばしば。
脳内が全然整理できないまま、無駄な時間をすごすことになってしまいます。

頭空っぽにできるならいいんですが…。

そんなときに出会ったのが、この本です。
この本では、文章に行き詰ったときの手立てとして、「散歩」が紹介されています。
なんとも月並な回答だな、と苦笑いで続きを読み進めた僕の目に飛び込んできたのは、驚くべき考え方でした。

文章が自然に流れてるときに小休止する、あるいは次の文章が浮かんでいるときにいったんペンを置くということにすれば、行き詰るということにはならないはずです。要は次の文章が浮かんでいるところでひと休みするということです。

「文章が推進力を持っている」と近藤さんは説明しています。
その推進力に着目し、前に進む力が残っているうちに、脳内を整理できれば絶対に文章は行き詰らないのです。
もちろん、散歩中に思いついたアイディアを記録しておくメモ帳を用意してからにしましょう!

しかし、「文章が推進力を持つ」という発想は衝撃的でした。
この推進力を利用して、行き詰ったときは「最初から読み返してみる」のも効果的だそうです。
僕は「文章は書き出せばなんとかなる」と考えていますが、それは文章の持つ推進力によるものだったんですね。

 

書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)

書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)